2005年 〜燕が巣を作る季節


デビューから5年が経ち、年1ツアー組となった嵐。
間隔長いなぁーとたるんでいたところで、衝撃(歓喜!?)のニュースが飛び込んできた。

相葉雅紀初主演舞台。
…え!?

最初の感想は「きゃー」(感想じゃないだろう)。
次の感想は「どうしようーー」(だから感想じゃないって)。
届いたお知らせの「主演:相葉雅紀」という文字の羅列がどれだけ嬉しかったことか。涙も出ちゃったくらい。
とはいえにわかには信じがたい話だった。
演技関係のお仕事はすっかりご無沙汰だったし、いろいろな意味で想像がつかないというか…。

でもとりあえずは嬉しさが先。その日の夜は祝杯と称してワインを開け、ワーイと飲み干した(笑)。

相葉ちゃんにやっと与えられた機会は私にとってもやっとな機会だった。
この年の秋はファン8年目にして初めての感覚満載の季節になった。


その前に夏のツアー。
さらにその前にアルバムが…出ない。
この年のアルバム「One」の発売日はなんとツアー開始後だった。
ツアー前の完璧な予習を信条としていた当時の私にはありえないスケジュール。
メンバーラジオで先行O.A.されたのも、該当FMがほとんど入らなかっため不快感が募った(結局友達に録音してもらったけど)。
しかも肝心のアルバムは内容が雑。
ソロ曲を入れたせいで5人曲が少なく、数少ない5人曲もイマイチなものばかり。
残念ながら私にとって一番好みから外れるアルバムとなった。
結果、今までで一番リピート率が低い。

アルバムの出来はコンサートに直結する。 (コンタワは *こちら* )
この年の「One」ツアーほど疑問符がついたツアーはなかった気がする。
なんだろう、このメドレー…みたいなね(汗)。
03年以降、使っている曲の限定さを感じるようになったのもこのツアーから。
とはいえ、私自身の問題もあったとは思う。
コンサート中に息苦しくなったり手が震えたりなんてことはこの年だけだったし。
未だ原因はわからない。なんだったんだろう。

そんなこんなで入り込めないツアーだったけど、オーラスは涙・涙で、とても思い出深いものになった。
ジワーっと涙目になったことは何度もあるけど、あそこまで泣けたのは後にも先にもない。
相葉ちゃんと大ちゃんと一緒にボロボロになってしまった。
やっぱり嵐って良いな…再確認したところで夏は終わった。


そして迎えた秋。
夏生まれのせいか、昔から秋はなんとなく寂しく感じて苦手だったのだけど、この年の秋は特別だった。
理由はもちろん「燕のいる駅」。 *こちら*

相葉ちゃん初めての主演舞台。
すべてが新鮮で、すべてがドキドキで、すべてがぎこちなくて、すべてが幸せだった。
あんな幸せな季節は…きっともうない。
今思い出しても胸が熱くなるもの。それでもいろいろ打とうとすると、幻想的な記述になってしまうかも(汗)。

私はこの日を待っていたんだって何度も思った。
相葉ちゃんのファンでよかった…これも何度も。
ついでに、生きててよかったとまで思ったからね(笑)。
全てが夢のように幸せな季節だった。
何事も初めては1度きり。
相葉ちゃんにとっての初めての主演舞台を生で味わうことができて本当によかった。


初日のカーテンコールから号泣してしまった相葉ちゃんはいろいろな意味でいっぱいいっぱいだったと思う。
後日この舞台を思い返して話しているインタビューを読んでも、当時の精一杯な息遣いが聞こえてくるようでなんとも言えない気持ちになる。
相葉ちゃんにとっていろいろな意味でとても大きな仕事だったと思う。
恵まれ過ぎた状況であったことは間違いないけれど、状況をしっかり受け止め、真摯な姿勢できっちり取り組み、周りに応え、もちろん自分も裏切らず…やっぱり相葉ちゃんは私が大好きな相葉ちゃんだった。

前年(04年)の年末のバラエティで、相葉ちゃんは来年(05年)は苦手なお仕事で人気が落ちると占われていたけれど、多分それは外れた。
確かに舞台は得意なお仕事ではなかったかもしれない。
でも相葉ちゃんはそれをすべてプラスに持って行ってしまった。
そしてそんな相葉ちゃんを目の当たりにしたファンは、離れるどころか愛おしいと思う気持ちをどんどん高めていった…はず(あは)。
改めて。私にとって幸せな、本当に幸せな秋だった…。


この年、もう1つ大きかったのは「志村どうぶつ園」。
スタートした前年は相葉ちゃんの存在感がまったくなく、構成もどうにかしてくれという感じだったけど(これについては今も同じかなぁ…苦笑)、相葉ちゃんのコーナーができて状況が飛躍的に変わった。
「とりあえずやってみよう」的な企画(おそらく)が予想外に大あたり。
これは番組としてだけでなく、相葉ちゃんにとってとても大きなことだったと思う。
ファン以外にも顔を知ってもらえるようになり、なにより相葉ちゃんが居場所を得て落ち着いたように見えた。
相葉ちゃんの知名度はこのあたりからジワジワ上がっていく。


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