●●● 「グリーンフィンガーズ」なタワゴト
09.3.10

私にとって3度目にして最後の観劇が東京楽。
先行で取れた時はにわかに信じられず、すぐ発券に行ったりしたのだけど。
そんなこんなで、今回も電話運から頂いた機会だった。

感想。
良かった。とっても。
3度の観劇で1番良かった。
全体の流れや演出(役名も…笑)に馴染んでお芝居を楽しむ余裕ができたのもあると思うし、うーん、なんだろう。自分の中にやっと入ってきた(伝わってきた)ように感じる部分があったのよね。
3度目にして初めて感情移入できた場面もあって、何度も観ているものでこういうことってなかなかないから我ながらちょっと意外だった。

このお芝居の核の1つは対比だと思う。
綺麗な花や庭と、登場人物達の過去の罪の重さ。
その過去の罪と、きちんと備わっている人間らしい優しさ。
未来のあるコリン・伸びていく草花と、老いて死に向かうファーガス。
それらの対比がなんだかズンズン心に響いてきた。

その中でやっぱり大きな存在感を感じたのはファーガス。
人を3人も殺すのは何があろうと絶対ダメ。
それで許されたと思える過程は結局100%理解することはできなかったけど(初回の観劇で強く引っかかったところ)。でもそのあたりのことは今回は結構どうでも良くなってて、なんだか生きざまを見せつけられたようなものすごいインパクトが残った。
あれだけの短い時間で私のキャパシティを軽く超えるものを差し出された感じで、ちゃんと消化しきれなかったような感覚まで残ったよ。

殺人は極端にしても、悪いことを全くしない人はいない。
しかもそれを繰り返してしまうこともあるのが人間。とても愚か。本当に。
程度によっては許されるべきではないものもあると思う。
3人も殺人を繰り返したファーガスはまさにそう。
アルコールの病気には詳しくないのでなんとも言えないけど、犯罪後に偽装工作をするしたたかさや治療もせずに過ちを繰り返したことを考えるとひどいとしか言いようがない。
逮捕され、終身刑となり、チャンスを与えられたと思えるようになって。でも確実に老いてきてまさに死に向かっている。
これがファーガスの人生であり、その結末。美しく語ることはとてもできない。
でも、そんな人生の終わりにあるファーガスが花を育て、若者と心を通わせる中でもっと生きたい・出来上がる庭を見たいと心から願う場面には胸が締め付けられた。
本当に死が迫った最後の最後にきて…。

さらにコリンに過去の罪を打ち明けるよう促す場面の「全部(あの世に)持って行ってあげるから」という台詞にもグっときた。
コリンの罪意識を軽くしてあげたいんだなと、本当に持って行ってやるくらいの気持ちなんだなってジワジワ感じて涙が出そうになった。
人生は綺麗事ばかりでは進まないけど、心底生きたいと思えたり、そこまで人を思いやれるような瞬間を一瞬でも持てるなら、生きていく意義はあるのかもしれない。

このコリンが自分の罪を告白する場面はやっぱりとても印象深いシーンだった。
初見ではイマイチかなぁなんて思ったのだけど、どっぷり感情移入しちゃって(上記の3度目にして初めて感情移入できた場面)ウルルと来てしまったよ。
かわいかった弟を殺してしまって自責の念にかられるコリンがとても痛々しくて、そんなコリンをファーガスが大きな愛で包んであげる姿にグっときた。

もう1つ印象深いシーンを挙げるならやっぱりハンプトンコートの庭を作る場面。
このお芝居のメインと言っても良いでしょう。
心地よい音楽に乗って軽やかに庭が造りあげられていく様はとても華やかで目にも楽しかった。
舞台のいろいろなところで動きがあったので全体を観ていたのだけど、最後にコリンが真ん中からゆっくり出てくるところを見て「あ!」っと思った。
コリンが持っていた鉢植えはダブルバイオレットだった??紫のお花に見えたのだけど…。
そうだとしたら私は1・2回目の観劇でかなり重要なところを見逃してた…(汗)。
違っていたとしたらまぁそれはそれでいいや(苦笑)。
とにかくファーガスが種をくれた場面や一緒に花を見た場面がフワっと浮かんできて泣きそうになっちゃった。
しかも、鉢を持つコリンがなんとも言えない表情をしてて…。
笑顔なんだけど大笑するような明るい感じではなくて、少しはにかんだような含みのある温かな笑み。
バイオレットを(通してファーガスを見てたのかな?)とても愛おしく思ってるのがすごく伝わってきて、そんなコリンがかわい過ぎたよ…(盲目)。
相葉ちゃんは叫ぶ時は基本的に全部同じ表情になってしまうところがあるのだけど、あの場面のあぁいう表情はとても新鮮だった。バラエティなんかでは絶対見れない。まさにコリンそのものだったと思う。

あと、毎回打ってるコリンがプリムローズを抱きしめる場面。
今回は「むぐっ!」って感じだった(笑)。
でも温かな気持ちになるのは一緒。やっぱりハッピーエンドは良いね♪


このお芝居の台詞の中で印象的だったのは(前回のタワゴトで打った「逆境を味方に」以外)、ファーガスの「自分の不運と仲良くするんだ。そうでないと、いつも腹を立てていることになるぞ」。
…うーん、まさにそう。本当にそう。
だって私はいつもどこかしら不機嫌で何かしら文句を言ってるもの(苦笑)。
不運と仲良くする…そうできるようになれたら良いな。達観できる日は来るだろうか。

あと、「神様はその人の最低の行いではなく最高の行いで人を裁く」という台詞も印象に残った。
もしそうだとしたら、私は何で裁かれるのだろう。
殺人ほどの最低な行いはしてないけど、かといって素晴らしく褒められるような最高な行いも…残念ながら出てこない。本当に残念…私の人生(涙)。


そんなこんなで前2回以上にいろいろなことを感じさせられた舞台が終了。
お芝居としての印象もだいぶ違ったような…。とにかく1番心に来る観劇で、とても良かったと素直に思えた。

そしてカーテンコール。
私はなんとも清々しい気持ちで拍手を送った。
相葉ちゃんはもちろん、やっぱり平さんにも大拍手。
私は出演者の方みんなが舞台にいる段階で立ちあがりました。

東京楽ということで、出演者全員で並ぶ機会が通常より1度多かったね(相葉ちゃんが1人で出てきた際、「もう1度みんなでありがとうございましたと言いたい」とみんなを呼んだ)。
でも挨拶は相葉ちゃんだけ。欲を言えば平さんの声も聞きたかったなと思ったのだけど(すっかり平さんファンな私…笑)。
舞台からはける際は、山田純大さんやビシバシステム(または「出張鑑定団」)住田さんとグーっと合わせたりしていて、カンパニーの仲良しさが垣間見えて微笑ましかった。

相葉ちゃんの挨拶では、この作品や共演者の方々と出会えて良かったと噛みしめるように話していて、「ありがとうございました」を繰り返していたのが印象的だった。
今日来てくれてる方に代表して言うけれど(「代表」って、こういうのもすっかりコンサートチックなボキャブラリーなのだけど…笑)、これまで観に来てくれた方や支えてくれた方みんなに感謝しているとも言っていた。
途中、会場から「東京お疲れさま!」と声が掛けられたけど、私はこういう場面で目立って声掛けをするのを正直良い傾向だと思わない。
お疲れさまという気持ちはお客さんみんなが持ってるはず。でもそれを「私も」「私も」と口にしたら収集つかなくなるし、言った者勝ちみたいなのも違うと思うから。
でもきちんと「ありがとう」と反応したのは相葉ちゃんの人柄だね。そこで笑いも生まれて、会場は温かな雰囲気に包まれた。

最後にもう一度一人で出てきた際の挨拶では涙ぐんで言葉に詰まる場面もあったものの、一呼吸してからしっかり最後までご挨拶した相葉ちゃん。とっても男前&爽やかだった。
「本っ当に楽しかったです!」は本音でしょう。
「またこういう機会があったら足を運んでください」って…前にも打ったけど、チケット買うくらい全然OKだから足を運ばせてくれよーって感じだな(苦笑)。
最後に「本当にどうもありがとうございました!」と深々と頭を下げる姿を見て、相葉ちゃんのお辞儀はとても綺麗だなと再確認。
こんな気持ち良く頭を下げる人見たことないって昔から思ってたんだ(昔のコンタワでこのようなこと打ってるかも)。なんだか人柄が表れているような清々しい感じがするのよね。
そんな相葉ちゃんを見ていると、私までとても温かな気持ちになれるよ。
幸せいっぱいのまま拍手・拍手…こうして私にとっての「グリーンフィンガーズ」は幕を閉じました。

…そんなこんなでお芝居→終始温かな雰囲気のカーテンコールととても良かったのだけど、残念ながらものすごく不快なことが1点…。
原因は今回もお客さん。
近くの人がカーテンコールで出演者が一列に並んだ際堂々とデジカメ撮影してたのね。しかも2人並んで(怒)。
手が届く距離だったので、頭を殴ってやろうかと思ったよ(実話)。
まぁでもそんなことしてトラブルになったらみんなが迷惑する+私自身せっかくの幸せな気持ちを汚されるのが嫌だったので、何もせずそちらを見ないようにしたのだけど…。
いやぁもう最悪だね。前回の「キャー」くらいかわいいものだわ。興奮してつい声が出ちゃったってことでしょう。悪意はないもの。
でも撮影は完全に違反行為。自分さえ良ければって思考なのかな。なんとも傲慢で自分勝手。写真を撮ろうという前に拍手をしようと思わないあたりが理解できない。
撮影は出演者の方たちに失礼なだけでなく周りのお客さんにも迷惑。視界に液晶が入ったら気が散るものね。
あんな堂々としたデジカメ撮影を見たの台湾以来(苦笑)。まったく恥ずかしい人たちだ。
今回の舞台も本当に抽選が厳しくて、入りたいけど入れないという方が多かったのに、こんな常識のないアホが入っていたことが残念極まりない。最低限のことが守れないような人は入らないで欲しかった。
まぁでも不快だったのはこれだけ。
アホは置いておいて、幸せな気持ちだけ残しておこうと思う。

こうして私にとっての「グリーンフィンガーズ」は終了。
最初に打っている通りこれが最後の観劇でした。
前回・前々回は大阪まで楽を観に行ったけど、今回は日程が悪かったからね(うちの会社は25日〜新年度なので)。というか、そもそもチケット取れねぇーよって感じだったけど(苦笑)。
実際東京公演も私は自力では全く取れず(ファミリークラブ枠)、友達から声を掛けてもらったのと電話がつながったのとで、まさに機会を「頂いた」という感じだった。
当落の時点でゼロだったので、3度も観れるとは思ってなくて。本当に感謝・感謝です。

上演が決まった時は複雑に感じて、当落確認の段階でテンションは地に落ち、公演が近づいてもイマイチ気持ちが上がらなかったりもしたのだけど、この舞台を観劇する機会を与えてもらって本当に良かった。心からそう言えるよ。
相葉ちゃんが主演なのももちろんだし、とても良いお芝居を見せてもらえたなって素直に思うから。
出演者みんな好感が持てる感じで、音楽も常に耳心地が良くて、すごく重かったけど温かな後味が残った。不快感なく終始気持ちよく観れたのはとても大きかったな。
最初の観劇の際、私はもっと抑揚があってドラマチックなストーリーが好きと打ったけど、そういうのだと一人浮いてしまう恐れのある相葉ちゃんは(苦笑)こういうテイストの方が合ってるのかもしれないね。
カンパニーの温かさもそこそこに感じられて…。
うん。とても良いお芝居でした。
平さんという大ベテランと共演させて頂いたことは相葉ちゃんにとって大きな財産になるでしょう。
どんな形であれ今後の糧にして欲しいと心から思います。

ありがとう「グリーンフィンガーズ」。
平さんもありがとうございます。本物な演技をを生で観れる機会を与えてもらって幸せです。
相葉ちゃんお疲れさま。大阪も頑張って。
そして…さようならコリン。出会えて良かった。


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●●● 「グリーンフィンガーズ」なタワゴト
09.3.8

2度目の観劇。
お芝居として1度目より楽しめたような気がする。
初見の際演目的にイマイチな感想を抱いた舞台に多い傾向なのだけど(汗)。
まぁでも本当に終始温かな気持ちで堪能できた。
前回は役の名前を覚えきれず「それってどっち寄りの人だっけ??」となった箇所が、今回は一人一人確認するように観たおかげでスムーズに入ってきたというのもあったと思う。

ただ、相葉ちゃんの演技に関してはちょっと印象が違うかな。
なんだか声を張らなくてよいのに張ってるところが多かったように感じた。
しかも張ってる間に声がこもるような時があって。
グルルって鳩の鳴き声のように(妙な例え)言葉が聞き取りにくくなっちゃって気になった(再三あったので余計に)。
普段はこういう感じじゃないから演出なのかな?うーん、あまり良い傾向だとは思わないけど。
声を張るなら張るで発声を基本から練習した方が良いと思う。
それ以外でも全体的に力が入ってる感じを強く受けたような…。
前回はそんなに感じなかったのだけど、初見の時はいろいろな意味で浮足立ってて冷静に演技を見れてなかったのかも(さすがファン目線)。

逆に観れば観るほど素晴らしさを感じたのは平さん。
やっぱりすごい。存在感が別格。文字通り役者が違う。
声も深みがあるというか、重厚というか。一言一言がジンジン心に迫ってくる。
前回も打ってる通り完全に座長を食ってたね。いくらファンの欲目でもこれは認めざるを得ない。圧倒的なオーラだったし。
カーテンコールでは、やっぱり相葉ちゃんが一人で出てくるまで完全なスタディングオベーションにならなかったけど、私は「平さんがいるうちから立ち上がる組」に入って拍手してました。
いやぁだって完全に平さんですよ、この舞台は(笑)。
それにしてもなんで平さんほどの大物が、嵐の、しかも相葉ちゃんの舞台に出てくださったのか不思議極まりない(苦笑)。演出家のパイプだろうか。

平さんもそうだけど、舞台において声はとても重要なのだなと再確認した。
ハッジ所長を演じた石田太郎さんの声の安定感は抜群で、プリムローズを演じたいとうあいこさん・ホリーを演じた本田有花さんの声は物語に花を添えるようにかわいらしく、でもしっかり通って、とても耳心地が良かった。
私もあんなかわいい声だったら良かったなぁ。


今回考えさせられたのは開放型刑務所という発想。
これは実話でしょう。実際あるってことよね。
重い罪を犯して投げやりになっている人を、縛り付けるのではなく自主性を重んじてやる気を促すという方法は確かに効果的だと思う。
まぁでも賛否はあって当然。私も気持ち良く賛成はできない。
その施設が近所にできるなんてことになったら、反対運動に参加するでしょう。
ニュースでひどい事件を知ると「そんなの死刑だ、死刑!」って簡単に思うし、そもそも殺人をするような人を更生させる必要なんてあるのか?と考えてしまう心が冷たい人間なのでね。
要は刑務所を「更生・社会復帰させるための場」と捉えるか「罪を償う場」と捉えるかだと思う。私はどうしても後者が強いのよね。

でも、それぞれの事情が本当にわかってきたら違うところが出てくるかも。
コリンが弟を殺してしまったのはキレてしまったから。心神喪失状態だったろうことが想像できる。
正気に戻ってからは深く後悔し、自分は存在意義がないのかもとまで思っている。そんな人にもう一度人間らしく生きるチャンスをあげても良いのでは。
ファーガスが3人も殺人をしてしまったのはアルコールが原因。まぁ病気なんだろう。
そうであれば、アルコールのない場所で生き抜く機会を与えても良いのでは。

…うーん、過ちを犯したからといって、その人の全てを奪うことはどうなのか。事情を知れば知るほどその判断は難しくなるよね。
だから裁判員制度とかなんで始まっちゃったの?って思う。
私は絶対裁判員になりたくない。人を裁く側になんて立てないもの。
人の人生を動かすなんて無理、夢に見そう…なんてことまで考えちゃった。

それはともかく。
ファーガスの台詞で印象的だったのが「逆境を味方にしろ」という言葉。
まぁ殺人を犯しておいて簡単に「逆境」と言われても困るのだけど(苦笑)、生きる上で大事なスタンスだなと思った。
でもなかなか難しい…。達観できる日が来るのかな。

そうそう。前回のタワゴトでコリンがプリムローズを抱きしめる場面の手にキュンときたと打ったのだけど、今回は違ってた(いや、前回もそうだったのかなぁ…何せ記憶なので断言はできない。でも確実に手の記憶があるんだよね)。
今回は「ひしっ!」って感じだった(なんじゃそりゃ)。
もちろん音が出ていた訳じゃないけど、私の頭の中では確実に「ひしっ!」だった(笑)。なんかかわいかったなぁ。
それにしてもプリムローズってかわいい名前。いとうあいこさんも役にぴったりだった。前髪クルンクルンしてたし(笑)。

カーテンコールでは音楽隊を紹介する相葉ちゃんと、そのノリノリっぷりがとってもキュートだった。
あと、相葉ちゃんと平さんが笑顔で握手している姿が印象に残ったな。
この縁・この経験、大事にしてね。
一人で出てきてからのご挨拶では、「今日は楽しくできました」とか「10日まで突っ走っていくので」とまるでコンサート(笑)。
かと思えば「本当に良い話ですよね…」と自画自賛してみたり。
で、この役でやりにくいところがあると言い始め、それを客席に「聞きたい?」なんて聞いたりしてすっかり「相葉雅紀ファンミーティング」チック(笑)。
で、何かと思ったらジョージナ・ウッドハウス(と言ってたと思う←不確か)のマネをするところとのこと。
でも…ん?どこ??プリムローズと再開した際にわざとらしく席を外す際のピースかな。会場はウケてたけど私はイマイチよくわからんかった(一緒に観劇した友人も同様)。
最後はお手振り×お手振りで本当ソロコンサートのような終わり方。
しかも前の席の方へのピンポイントはいかがなものか…なんて思っちゃったけど、まぁ全部含めて相葉ちゃんらしさなのかな(甘)。

最後にお客さんに苦言を呈してみる。
今回開演する時と休憩に入る際・休憩明けに拍手が起こったのが不思議だった。「え!?なんで!?」って。今までそんな経験なかったし(ジャニーズ舞台に限らず)。
まぁそれは良いとしても、最初にコリンが登場した際「キャー」って言ったお客さんがいたのには興ざめだった。
アイドル主演と言っても曲りなりにもお芝居です。そういう姿勢はいただけない。
トニー(なすびさん)が最初に出てきた際に笑った方も役として観てなかった証拠でしょう。
もちろん私もファン目線が強いからそれを否定する気はないけど、お芝居中に口に出したら絶対ダメ。演者に失礼なだけでなく、周りのお客さんにも迷惑です。
少なくともお芝居を観るというスタンスで席に着くのは最低限のマナーだと思う。

まぁ不快だったのはそれくらいで、今回はゆっくりお芝居を楽しめました。
初見時に打っている通り演目的にはものすごい好みという訳ではなくて、展開の安易さや感情移入しきれない説得力の弱さは感じてしまうのだけど、軽やかで温かな音楽も耳に残ってるし、なによりビジュアルが素敵過ぎるコリンも焼き付いてるのよね。
やっぱり今のビジュアル最高ー!
というか、コリンなビジュアル最高ー(生放送のMステよりコリンの方が好みかも…笑)!
そんなコリンを思い浮かべながら今日は良い夢が見れそうだよ。
おやすみなさい。

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●●● 「グリーンフィンガーズ」なタワゴト
09.3.1

正直観れないかもと思わされたこの舞台。
ありがたくも観劇の機会を頂き、楽しませてもらってきました。

相葉ちゃんにとって主演舞台は3度目。
演技力の成長度はともかく(あれ?)、回を追う毎に余裕が出て確実に変わってきた感がある。
今回も新しい表情を見せてくれた。
どうしてもファン目線が強いため役者としてのみで語りきることはできないけど、せっかく頂いた機会だし、生の青山劇場で感じたことを散らかしつつ残しておこうと思う。
備忘録的な側面も兼ねて…まとまり一切なしでごめんなさい。


【青山劇場】
久しぶり。「転生薫風」以来だよ。
初めて来たのは大ちゃんが出ていた「プレゾン」(01年夏)。
激しく感動し、大ちゃんはこういう場所にいるべきなんだ…って思わされた衝撃の舞台だった。

ここはグローブ座よりキャパが大きいだけでなく、やっぱりランク的に1つ上な感じがする(料金もランクが上!?)。
生演奏もつけられるし、舞台も広いからミュージカルやショーもできるし、セットや装置も映える。
そんな青山劇場で相葉ちゃんが単独主演をするなんて、すごい時代が来たものだ。

劇場入り口には緑の門構え。
「ビューティフル・ゲーム」かと思ったけど(笑)。夜は電気が入ってちょこっと華やかになった。
右端に描かれていた双葉がかわいかったな。


【パンフレット・ポストカード】
舞台パンフレットがビニールに入れられて売られていたのは初めて。親切だね。
中は舞台のコンセプト通りグリーンがいっぱい。
で、相葉ちゃんが激しく美しい…。

ポストカードも記念に購入。ちょっと頭が長く見えるヘアスタイルだけど(笑)、なかなか綺麗で満足な買い物だった。


【グリーンフィンガーズ】
お芝居の感想を一言で表すと、とにかく「優しい」に尽きた。
相葉ちゃん演じるコリンは重い過去を背負いつつも心の根っこがとても優しい人。
コリンに生きがいを与えて温かく包み込むファーガス(平幹二郎さん)も、厳し過ぎる過去と現在に生きつつところどころに大きな優しさが溢れる。
一緒にガーデニングに励む仲間や最初は敵対していたものの途中から心を通わせる人たちも、みんな犯罪を犯してしまうほど脆く危うい部分を持つ反面人間らしい優しさもしっかり残っていてちょっとホっとする。
プリムローズのお母様は最初は交際に反対していたけど(まぁ罪を償ったとはいえ殺人者と娘が付き合うなんて反対するのが普通でしょう)、結構簡単に認めてくれるようになって憎まれ役という感じでもない(まぁこのあたりの流れは甘いよなぁ)。
そんなこんなで最終的にみんな愛せるキャラクターというか、救いようのない人が出てこなくて、終始温かな気持ちで観ることができた。
これって私の観劇において結構重要なことで、受け入れられない役・設定(ついでにキャストも←重要)がなかったのはとても快適だった。

「優しい」は役の設定だけでなく、ストーリーの流れや構成についても言える。
全体的に優しい物語で、舞台としての味付けもどちらかというと薄味。
別にこれは悪い意味ではなく、料理で言えばしっかり出汁をとったジワジワっと深みのあるお料理という感じ(え?)。
そういうのって「優しい味」とか言うでしょう。こういうのがわかるのが通というか(本当か?)。
でも実は私は味が濃いパンチのある料理の方が好きだったりする…(苦笑)。
お芝居で言うと、抑揚があってドラマチックな物の方が好みなんだよね。
これが宮田さんっぽさなのかなとも思うけど…。
正直、次があるなら宮田さん以外の演出で観たい(前作のタワゴトでも打ってるよね)。
まぁ次があるならだけどね…。というか、この現状で舞台ではチケットが取れなくてしょうがないのでしばらくはいいやっとも思うけど(本音)。

このお芝居の特徴としては相葉ちゃんがパンフレットで話している通り1つ1つのシーンが短いというのが挙げられる。
「忘れられない人」と同様回るセットで(でもグローブ座より大きくて豪華)見応えがあったけど、やっぱり暗転の回数は多く感じた。
まぁだから生音という演出を加えたのだろうね。そういうあたりはさすがうまいというか、センスだなぁと思った。

でもやっぱりシーンが短いと、
ググ〜っと感情移入しにくいという印象は受けたかな。
掘り下げるべきでは?と思ったところがサラっと流れたのもちょっと引っかかったし。
最初はやる気がなかったロウ・ジミー・トニーがいつの間にか仲間になってたのは目をつぶるとしても、前半ではポツンとして心を開こうとしていなかったヒルツが気づいたら庭造りに協力していたのには「あれ?」「いつの間に!?」という感じだった。。
どうでも良い役だったら前半の「ポツンな演出」はいらなかったと思うし、本来のお話には仲間に加わる何かがあったのでは?

あと、ファーガスが3人も人を殺したけど許された意味が私には理解しきれなかった。
クリスチャンになったから…というだけではいくらなんでも説明が足りない。
というか、私の理解力が足りない?
物語上大事な部分かと思うのに理解や共感しきれなかったのはちょっと残念。
さらにファーガスが亡くなった場面が描かれなかったのも(あえてなのだろうけど)「ん?」と思ったし、そこからみんなで新しい目標に向かう流れもややありきたりで安易。
このあたりは物語の肝になるはずだったように感じるのだけど…。
終わり方も私には「え?これで終わり!?」だったよ。

終わり方や物語の核の掘り下げ方次第でお芝居の印象って大きく変わると思うのだけど、まぁ今回は何でも差し出すつもりはなかったのでしょう。
そういう意味でもグイグイと迫られるような感じではなく、いろいろな面で「優しく」描かれた舞台だったように思う。

ということで、演目的には私にとってものすごく好みという訳ではなかったな(正直ちょっと予想はしていた…汗)。
ただ、前にも打った通り、なんだか心がホっと温かくなる感じはたくさんあって、嫌な登場人物がいなかったのもとても快適で安心して観れるお芝居だった。
コリンは仲間ができて人を愛せるようになってガーデニングも認められて…と、ハッピーエンドで後味が良かったのも気持ち良かったな。


【座長】
相葉ちゃんの演技…の前に…
とにかくコリンな相葉ちゃんはビジュアルがもう最高ーーーー(絶叫)!!
久しぶりに(!)うっとりしちゃったよ。

なんと言っても髪形ね。
ほらね、元が良いんだから妙ちくりんなパーマとかかけなくて良いのよ。
髪質ツヤツヤ〜♪ステキ!
しかも耳が出てるのがかなりツボ。昔から相葉ちゃんの耳好きだったのよね。すごくかわいい。
崩れかけていた輪郭も戻ってきて嬉しいよ。
立ち姿も本当に綺麗で。やっぱり雰囲気があるよね。
作業着姿がこんなにかっこいい人なんていないわ…なんて思っちゃった(笑)。

そんなビジュアルで緑やお花に囲まれるのがこれまたぴったり。
セットも良かったから、このお芝居のどこを切り取っても美しい絵になる感じがした。
本当良い目の保養になったわ〜(メロメロ)。

…で。
肝心の演技については…よく頑張っていたと思う。
あまりに難しかった前作より楽に観れたかな(あくまで私の感想)。
宮田さんは絶対泣きの演技を入れたがるんだなぁ…なんて思ったけど、違和感や厳しい感じはしなかったかも。
相葉ちゃんは声を張ると全部同じになりがちなので、その量のバランスをコントロールしたのは全体の印象としてプラスだったと思う。

とはいえ、やっぱりいろいろな意味でまだまだ。
というか、まともな演技のお仕事が数年に1度の舞台主演のみというのはやっぱり明らかに不自然な訳で。
主演をするなら座長としての経験の前に、演じる経験をもっと積むべきだし、準備には人一倍努力が必要になると思う。
そんな恵まれているようで制約があり過ぎるほどにある現状で相葉ちゃんができることは「体当たりでぶつかっていく」こと(「LOOK at STAR!」3月号より)。
もうそれしかないって感じだけど、「体当たりでぶつかる」って誰でもできることじゃないと思う。
こうして頂いた機会を真正面から受け止めて取り組めるところこそ、私が相葉ちゃんを大好きな所以なのよね。
技術云々じゃない。そう。もう体当たりしかない!
絶対流したりせず、最後までしっかり演じきって欲しい。

相葉ちゃんのために作品を選んでもらっただけあって、コリン役は合ってたと思う。
心が温かくて、本当に花や木と共存できそうな雰囲気が相葉ちゃんには自然に備わっているから。
でももちろんかけ離れた部分もたくさんあった。
優しいコリンが罪を犯してしまったのは心の脆さやナイーブさが発端。だからその後開き直ることもなく心を閉ざして10年も刑務所生活を送ってきた訳だけど、そういう側面はさすがに相葉ちゃんには皆無よね。
でも黙っているとどことなく脆さがあるように見せられるのはなんとも不思議(前作の役の設定とも通じるような…)。
さらに、コリンの魅力的な特徴としてリーダーシップをとってみんなを引っ張っていけるというところもある。
相葉ちゃん自身もこれまで演じた役でもこういう設定ってなかったと思うけど、
なんかみんなを引っ張る時の表情が意外にはまっていてドキっとしちゃった。
優しくふわっとしてるだけじゃない。中に芯がスっとあるというか男らしいというか、ちょっと大袈裟だけどカリスマ性みたいなもので仲間を引きつけて中心に立つ姿がとても美しく頼もしかった。
そんな中ところどころで見えた笑顔には、こちらも一緒に笑ってしまうような華やかさもあったな。

…って、ちょっと褒め過ぎかな(苦笑)。
純粋な「演技点」じゃないのだけどね(コラ)。

あと感じたことを羅列しておくと…
■いつも以上に鼻声な気がしたのは私だけ(笑)?
花粉辛いのかなぁ…というか、私も辛いよ。

■ミュージカルチックな軽い踊りが2回入った演出は「やめてくれー!」となったけど(苦笑)、特に2度目は相葉ちゃんのリラックスした感じや共演者の方々との関係性の良さが垣間見れて微笑ましかった。
まぁでも短くて良かったぜ。

■お芝居とは言えタバコを吸うのは嫌だなぁ…。

■最後の方で心を通わせたプリムローズを抱きしめる場面。
コリンがプリムローズの頭に優しく手を添えるところにキュンときた。
公開稽古WSで流れた抱きしめ方(活字にすると妙…)のとちょっと違ったのよね。
基本的にこういうシーンは年甲斐もなくドキドキしちゃうのだけど、コリンの優しい手を見たら「ドキドキ」というよりほわっと幸せな気持ちになったよ。
うん、とても素敵なシーンだった…。

■劇中で相葉ちゃんが素で笑ってしまった場面あり。
住田さん(ビジバシステム)の頭を叩いてみたら(初めての試みだったとのこと)予想外に軽い音がして笑いを抑えきれなくなったとのこと。
会場も笑いに包まれましたが…お芝居としてはどうなの??

■上記のエピソードはカーテンコールで相葉ちゃん自身が披露。
今回は舞台後に相葉ちゃんが挨拶する時間が設けられてたのね。
この回は当事者の住田さんを舞台に招いて、まるで漫才のような楽しいやりとりが聞けた。カンパニーの仲の良さが垣間見えて嬉しかったな。
ただ、最後はなんだか相葉雅紀ワンマンショー終了…って感じで、舞台の余韻じゃなかったような…。
まぁ来てるのはファンだけなのであれなのだけど(お前が言うな)。
いや、もちろん私も嬉しかったよ。コリンじゃない相葉ちゃんの声が聞けて。
でも「これじゃお芝居の終わり方じゃないな」と感じてしまったことも事実(苦笑)。平幹二郎さんの重厚な演技を観た後だったのでギャップが大きかった。
まぁ何はともあれ。相葉ちゃんは本当に余裕を持って舞台に挑めるようになったんだなぁと再確認したよ。「燕のいる駅」の時はいろいろな意味でいっぱいいっぱいだったものね。

挨拶の最後に「10日までまた来れる方は楽しみにしていてください。来れない方は次の機会にも来て下さい」みたいなことを言っていたけど、私からすると「『来て下さい』って言うならチケット買わせてよー」という感じだった(苦笑)。
昨今の大人気では本当に抽選が厳しくてしょうがない。


【共演者様】
今回は特にしっかり周りを固めて頂いたという感じがした。
前作は中心人物が若くて良くも悪くも青さが感じられたけど、今回はプロな方ばかり。安定感が違った。
中でもやっぱり平幹二郎さんの演技は特筆すべきものがあった。
とにかく存在感が抜群。台詞も重い重い。
単純な言いまわしで申し訳ないけど、本当に素晴らしかった。生で観れて光栄です。
途中まで完全にコリン(相葉ちゃん)を食っていたのもまぁしょうがない(苦笑)。
主演男優賞は確実に平さん…と思いきや、ファーガスはあっさり亡くなっちゃったのでうーむ(汗)。

カーテンコールでも平さんが出てきた時は相葉ちゃんと同じくらい大きな拍手が送られていた。
でもちょっと残念だったのは、ジャニーズ舞台ではお約束の(苦笑)スタンディングオベーションが、相葉ちゃんが一人で出てくるようになってからだったこと。
どう見ても周りに担いでもらってたのに、やっぱりアイドル舞台だなぁなんて感じてしまった。
だったら早い段階で自分から立ち上がれば良かったじゃないかという話だけどそんな勇気もなく…(いつも周りを見ながらオロオロ立ち上がる私)。

平さん以外もみなさんその道のプロばかり。
実力を発揮しつつしっかり座長を担いでくださって本当にありがとうございます。
出演者がこんなに多いのは久しぶり(おかげで役名がなかなか覚えられなくて混乱した)。
演出や裏方さんも含めたくさんの方々のおかげで相葉ちゃん主演舞台が成り立ったんだなと。
改めて感謝・感謝です。


【あとあじ】
お花を育ててみたいなって思った。少しだけ。
でもお花って時間にも心にも余裕がないと育てられないって言うよね。
いろんな意味で無理だなぁって感じる。
時間はもしかしたら作れるかもしれない。でも「時間を作る心の余裕」が今の私にはない。

たまに切り花を買うこともあるけど、水きりすら面倒になっちゃってすーぐ枯らせちゃうのよね(苦笑)。
で、枯れていくのを見るとなんだかすごく悲しくなる。なので、最近はあまり買ってないな。
でもお花って無条件に綺麗だし癒されるから一緒に暮らせたら素敵だと思う。
バリバリの新聞記者をやっていた友達が一旦離職した際、実家に戻って料理をしたりお花を育てたりしていたらとっても癒されたと話していたのを思い出した。
忙しくて心身共に疲れ果てていた頃は、花が咲いてようが枯れてようが気付きもせず季節の移り変わりにも無頓着だった、人間らしい感性をなくしちゃダメだね、そこが一番大事なところだよね…って言ってたなぁ。
うん、そうだね。本当にそう思う。
ガーデニングや庭造りというほど大げさなじゃなくても、ゆっくり成長を楽しみながら穏やかにお花を育てられるような日が私にも来ると良いな…。

そうしたら、今日買ってきた「Look at STAR!」4月号で相葉ちゃんが同じようなことを言っていてふっと笑えた。
でも相葉ちゃんがお花を育てられないのは心云々の前に圧倒的に時間だよね。
でもでも、相葉ちゃんがそう感じてくれたら良いなってことを感じられたからオールOK(そんな結論で良いのか)!?


最後に、パンフレットで出演者の方が答えてる質問に私も勝手に答えてみる。
【好きな花or植物とその理由は?】
花や植物に触れる生活はあまりしてきてないのだけど…
花だったら単純だけどひまわりかな。夏生まれらしくない夏生まれなので。
でも大好きな沖縄にはひまわりのイメージがない。
ということで、沖縄に来たなぁ〜って思って好きなのはハイビスカスとブーゲンビレア。

【あなたを癒してくれるものは何?】
・相葉ちゃんの笑顔
・5人の仲良しっぷり
・ぬいぐるみ
・海と空の青色


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