Big Love & Thank you !  〜デビュー15周年記念日によせて〜
14.11.3

ハワイで1度目のコンサートが行われた日、私は所謂「家庭の事情」で朝から外出していた。
帰りは夕方。電車の中でハワイはどうだったのかなぁ〜とゆるく思いつつ窓の外を見たら、空がとっても綺麗だった。
薄い水色〜ピンクのグラデーション、少し経つと眩しい夕陽、幻想的な夕焼け…刻々と変わる情景にうっとり。
そんな美し過ぎる空を見ていたら、「ハワイは成功したんだろうな」という確信がふんわりと沸いてきた。
…これが私と嵐の現実的距離感。
日本から見てハワイは遠過ぎる。時差もある。情報はない(中途半端に集めない)。
でも空はつながっていて、私の確信は確実に当たってた。

翌日は幸運にもライブビューイングに行くことができた。
行くまでどんなものかよくわからなくて、まぁ本人達がその場にいる訳じゃないし、虚しさも感じちゃうのでは?なんて思ってた。
私と嵐の現実的距離感がいかに甚大なのかを思い知るのかなって。

それは間違いじゃなかった。
映画館では座って観れたし、当然ながら雨も降らなければ風も吹かず快適(野外ライブとは本来ハードなもの)。
何せこちらは遠い日本。メンバーの視界に私達がいるはずもなし。同じ空気を吸っている訳でもなし。
でも空はつながっていて、5人の熱い気持ちが胸を突いた。
そして私は信じられないくらい泣かされてしまった。
…これが私と嵐の現実的距離感。

誤解されると困っちゃうのだけど、私は昔から嵐を身近に感じたことなんて一度もない。
恵まれない時代を私達が支えたんだっなんてアホらしい誇りとかも全くないですよ(そもそも嵐は昔から恵まれていたという持論はここで何度も繰り返してますね)。
でも、いくらなんでも、あまりにも(しつこい)、嵐と一緒に楽しめる機会を得ることが難しくなってしまって…以前を知っていればいるほどこういう辛さは身に染みる。
置いてきぼり感というか、届かない感というか…遠い、遠いなぁってどうしようもなく思ってしまう。
そんなこんなで「しょうがない」を重ねることにすっかり心が疲弊してしまった今、物理的距離以上にいろいろな距離感ができてしまったのは間違いないと思う。やっぱりこれはものすごく大きい。
でも…切れてはいない。
それもそれで間違っていないことが改めてはっきりしたハワイだった。



今回のハワイが決まった時、正直「何それ」と思った。
確かにハワイは一度潰れてるけど、その後ファンツアーはやってるし(私が行けるはずもなかったやつね!)、
ずっとハワイでライブやりたかったなんて話、ほとんど聞いたことない。
何が古くからのファンに見て欲しいだ、行ける訳ないじゃろが(怒)、
それより国内ツアーの動員増やせよ…みたいな。

でもメンバーのあっっっっっんなに嬉しそうな表情を見たら、もうそれは良かったねとしか言えなくなった。
これはきっと15年間頑張ってきたみんなへのご褒美なんだなって。
「うらあらし」でにのが全く同じ言葉で綴っていたのもすごく嬉しかった。

みんなが喜んでいるならそれでもう良いか…心が汚い私は普段こんなこと思いません。
ご褒美なら私も欲しい!私はもらってない!…とか、いつも自分本位だから(我ながら恥ずかしい思考)。
でもそんな私が自然に「嵐みんなが喜んでるなら…」って思っちゃうなんて。やっぱりこの5人はスゴイ!
嵐の喜びが私の喜びなんだ、未だに…今でも…いや、距離感が広がった今こそ!


重ねて「うらあらし」。
大ちゃんが自らを「よくやってきたなぁ〜」と振り返っていたのも印象的。
普段、こういう自画自賛をするタイプの人じゃないから。
大ちゃんはライブの15年振り返りの中でも、初めてのドームや国立を取り上げた際、いきなりこうなった訳じゃなくて積み重ねてきた、一段一段上がってきた感じ…なんて言ってた。
そういう「積み重ねてきた感覚」を感じられるのは何よりも素晴らしいなぁと思う。
実際はなかなかそういうのってないのでは。というか、私に関しては全然なくて。それをふとした時に思い知るとどうしようもなく辛くなる。
でも嵐はこうして形になってるし、もちろんファンにはわからない大変なことも尋常じゃないほどあるのだろうけど、
本能的にすごく幸せな、良い年の取り方をしていると思う。
そして、その過程をファンとして見てこれたことはやっぱり嬉しい。私にとっても大きな幸せ…だと思った。

さらに松潤のハワイライブ最後のご挨拶。
「この4人と一緒にできたことが最高に幸せ」という言葉は活字で表せないくらい感動的だった。
メンバーみんな同じように感じてるんだろうっていうのはビシビシ伝わってきていたのだけど、はっきり言葉にされるとそれはもう…ね。
同じ人間として、こんな関係性を築ける5人が心から羨ましい。
これはアイドルとしてブレイクしたこととは別次元の話で、5人の人間性に寄るところが果てしなく大きいんだと思う(素敵な関係性を築けないのは周りや環境が悪いんだーという言い訳は許されないという自分への戒め)。
嵐はみんな人に優しくて、自分に厳しくて、大人で…うーん、やっぱり…優しい。
正直なところ子どもの頃は目を合わせない雰囲気もなくはなかったけど(笑)、
みんながみんな真っ直ぐ成長し、長年かけて築いてきた関係性がこんなに素敵だという現実はものすごく尊い。
時折、こういう人っているんだね…本当にいるのか?って思っちゃうくらいステキ。
そんな5人の人間性は私にとっても大きな幸せ…間違いなく!


10周年は何年も前から指折り数えて待っていた。
でも15周年はそれほど大きな節目ではないんじゃ?…というのが、やたらと15周年を強調されるようになった時に私が思ったこと。
メンバーも15年で振り返るつもりはなかったと「うらあらし」でも言っていて、あぁそうだよねーって小さな共感が嬉しかった。
でも振り返る機会ができて結果的に良かったというのも一緒かな。
メンバーは思い出の地に立ったことでいろいろなことを思い出したようだけど、その量で言えば多分私も負けてない(きっぱり)!

15年前デビューが決まった時の歓喜、
嵐としてのテレビ出演に「すごーーーい!」って興奮したこと、
「相葉雅紀(嵐)」ってテロップに「(嵐)ってなんかおかしーー」って大笑いしたこと、
バレーボール見て「相葉ちゃん目立たないなぁ」とか思ったこと(笑)、
初めてのコンサートで感じた夢のような世界、
初めての遠征=名古屋で一緒に泣いたお誕生日祝いの夜、何百回も思った「一生忘れない」、
メンバーそれぞれがそれぞれの時期に「抜けたなぁ」って感じさせられたこと、
初めての海外公演=一生の思い出:台湾ツアー、
これを見るためにここまでファンでいたんだろうって感じた幸せ、
初めてのドームは大き過ぎて入り込めなかったこと、
でも「Time」ではドームサイコー!って思ってたこと、
やっぱり特別な場所だった国立、
5×10の「アレルギー」で狂喜乱舞したこと、びっしょりになって大笑いしたこと…
いろんな所に行って、笑って、ドキドキして、ワクワクして、泣いて、怒って、
振り回されて×振り回されて×振り回されて…本当に本当に楽しいファン生活だった。
何にも代えがたい幸せな15年間だった。

ただ、どんなに印象的であっても、時間が経てば経つほど記憶は薄れていくということを私は知っている。
野球ファンだった頃に集めていたものに久々に触れた時、はっとした。
痛いほど強く「絶対忘れない」と思ったことが私の記憶から抜け落ちていたことに気付いたから。
ちょっとショックだったけど、まぁ普通に考えたら記憶のキャパには限界があるだろうし、全てのことを忘れなかったら頭がおかしくなるか新しいことを何一つ覚えられなくなっちゃう。
前に進むためにもそうなってるんだろうね。人間の一番優れた能力は「忘れること」って聞いたことあるし。
でも記憶の鮮明さが薄れても、たくさんのことを忘れていったとしても、
私がみんなと一緒に時を重ねてきた事実は消えないし、それが今に繋がっていることも間違いない。


これまでの15年を踏まえた上で、また前へ。
メンバーは口々に「これからも一緒に」と言ってくれていて、それが何より嬉しく感じる。
ただ、何を持って「一緒」なのかは難しいところ。
距離感はファンそれぞれ。また、時期によっても変わっていくのかなと思う。
私と嵐の現実的距離感も…時に何も見えなくなるほど遠く感じたり、全てが切り離された気になることもある。「私には『聞こえない』『見えない』『何も届かない』」って絶望的に。
上記の通り昔から身近になんて感じてなかったけど、開いてしまったことは間違いない。これはもうしょうがない。

でも、まだ切れてはいない。完全に途絶えてない。
だって5人はどんなに時間が経とうとも、どんなに状況が変わろうとも、
にの曰く「あんま変わってないんじゃないですか」(←あくまでゆるーく)。私が大好きな5人のままなんだもの。
遠い…すごーーーーーく遠いけど…ね(苦)。


嵐、デビュー15周年おめでとう。
15年分の幸せをどうもありがとう。
私の人生に嵐がいてくれて本当に本当に良かった。
もう昔のようにはムリだけど、何をしたって・今後どうなったって難しいことばかりだけど、
これからも5人と一緒に歩いていけたら…