| 走れ、相葉雅紀! |
| 03.3.12 |
| 「地味」 そう言われても私は反論しない。 「取り柄がない」 これについても否定はしない。 それでもいい。応援する。好きだから見守る。 …相葉ファンはしぶといのである。 昨日友人からタイムリーに借りた「別冊宝島746『みんなのジャニーズ』」。 そこに書かれていた相葉ちゃん評は、厳しくはあったけれど全くもって的確だった。 (川口瑞夫「スタープロファイリング21 相葉雅紀 」抜粋) 「二宮・松本だったらドラマ、大野だったら歌と舞台、櫻井だったらドラマとラップおよびリーダー的な資質と、得意分野が思いつくのだが、相葉の得意分野は思いつかない」 …(頷き、頷き、納得、納得)…。 これは私もだいぶ前からひっかかっていたことだ。 初めに読んだとき、友人に向かって「まさに私が思っていたこと!」っと叫んでしまった。 嵐全体について書かれたページでも、他メンバーがドラマや舞台等華やかなお仕事と共に紹介されているのに対し、相葉ちゃんの売りは「心霊ロケ」と、取ってつけたようなラジオパーソナリティのみ。 「相葉については何を書けばいいんだ?」というライターの苦悩さえ伺える(涙)。 それでもファンはいる。確実にいる。 相葉ちゃんに惹かれてやまないと感じている人がたくさんいる。 もちろん私もその1人だ。 相葉ちゃんの周りを和ませるほのぼの雰囲気、それとは相反するシャウト、誰からも愛されるまっすぐさ、透明感…どれも好き。本当に大好き。 でも、とりあえずこれらは「分野」ではない。 私は常々、相葉ちゃんにも「これ!」って言えるものがあればなぁと思っていた。 そうすれば、他メンバーのソロ活動だってもっと余裕な気持ちで見れるだろうとも…。 いやいや、妙な意味じゃないですよ。 他メンバーのソロでの活躍、本当〜に嬉しい。お仕事決まる度に「おぉ〜!」って感動してるよ。 でも、嬉しい反面、相葉ちゃんだけ何もない…って改めて気付かされるような感じもあってちょっと複雑だったりもするんだな。 そんなこといちいち考えるなって言われたらその通り。 でも考えようとしなくてもふと浮かんでしまう…何度も言うようだけど、私はひねくれているのだ。 じゃぁどうすべきか。 相葉ちゃんの活躍の場をどこに求めればいいのか。 相葉ちゃんの良さが一般的にも認められるためにはどうしたらいいのか。 …この問いは今の私にとってあまりに難しい。 残念ながらここではっきりとした答えを出すことはできない。 でも、相葉ちゃんのお仕事に対する気持ちがこれまで以上に強くなっていることは紛れもない事実。 お誕生日にもタワゴトったけれど、もう本能的に全てがとろ〜んとした男の子には見えなくなっている。 冬コンの時の激しい決意表明:「これからも死ぬほど頑張る!」 ただひたすらにポカ〜ンとしたお子様だった相葉ちゃんが…今やこんなことも口にできる20歳になった。 こんなに熱く燃え盛っている相葉魂、放っておくのはもったいない。 相葉ちゃんの味がしっかり発揮される場が欲しい。機会が欲しい。私はそう思ってならない。 死なないで!でも頑張って! デビューして丸3年以上、Jr.時代から含めたら丸6年以上のジャニーズ生活の中で、相葉ちゃんはいろんなお仕事を経験してきた。 どれも奥が深く、極めることは難しいものばかりだろう。 未だに「これ!」というものが定まっていないのは確かに辛いものがあるけれど、逆に考えれば、イメージが固定されていない分、これからもいろんなことに挑戦しやすいと言えるのかもしれない。 もちろん、これまでもやってきている歌・ダンス・演技についても、もっと上手になってくれたらなとは思う。 でも、ゴスペラーズのような歌唱力やPaniCrewのような完璧なダンスを相葉ちゃんに求めているかというと、それは違う。 どんな形であれ相葉ちゃん独自の味がしっかり出てくれれば、それがベスト。ファンが望んでいることは案外シンプルだったりする。 相葉ちゃん自身、芸能界の厳しさを自覚した上で、「どんなことでもやる!」という覚悟ができているご様子。 そんな時だからこそ、若い今だからこそ、やるべきことがたくさんあるはずだ。 欲張りすぎて無理をするのは良くないけれど、守りに入る時期ではない。 具体的な提案ができず、抽象的な注文ばかりで申し訳ないけれど…、う〜ん、そうだな、ドラマでも舞台でもラジオでもバラエティでもドキュメントでも何でもいいと思う。思考錯誤する時間と機会を与えて欲しい。 ということで、相葉ちゃんの現状を見て私が思うこと。 …とにかく走れ! …走らないと! …走らせてもらわないと! 走ってダメだったら仕方ないけれど、走ることすらできないのは一番悲しい。 フォームがかっこ悪くても、途中で転んでも、そんなことはどうでもいい。走らせてくれないと転ぶこともできない…。 そんなことを考えていたら、昔お世話になった恩師の言葉を思い出した。 「私は自転車が好きです。自転車は走っていないと倒れてしまう。止まったら倒れてしまう。そこが好きなんです」 初めにそれを聞いた時は、ずっと走ってなきゃいけないだなんて正直疲れるなって思ったけれど(笑)、 でも、相葉ちゃんは今、常に現在進行形な自転車になるべきなのかもしれない。 必ずしもスピード出世である必要はないと思う。 ゆっくりでいいよ。じっくりがいいよ。 私だって相葉ちゃんの良さに気づくのに時間がかかったんだからね(苦笑)。 「『相葉の得意分野は思いつかない』なんて言われてたことがあったよね」 「少々腹はたっても言い返せなかったよね」 そんなことを笑って言える日がジンワリと訪れることを粘り強く待とうではないか。 相葉雅紀は1人の人間だ。 でも、売り出す側にとっての相葉雅紀は大事な商品であるし、裏方として仕事をする方にとっての相葉雅紀は生活の糧の構成要素と言えるかもしれない。 こうした仕事柄、相葉ちゃんのすることが一個人の問題としてはすまなくなる場合が往々にしてあるだろう。 相葉ちゃん1人の意思では決められないこともたくさんあるだろう。 でも、「○○してくれ」という他力本願な響きではなく、あえて自主的な動きを促すニュアンスで言いたい。 走れ、相葉雅紀! …個性はきっとそこから広がる。 |