| 「ピカ☆ンチ」なタワゴト |
| 02.10.26 |
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「ピカ☆ンチ」観てきました。 実は私、映画館で映画を観るなんてものすごく久しぶりだったのよね。 久々な映画が嵐主演作品ってところからして、私の人生全てがウケ狙いっていう感じがしないでもないんだけど(本音)。 でも本当に本当に良かった。観に行って良かった。良い映画だった。 【メンバー&役柄に関するタワゴト】 この映画で一番かっこよかったのは間違いなくにの(タクマ役)。 一緒に観に行った友達(当然嵐ファンではない)も、「なぁんかかっこよかったね」って言ってくれた(喜)。 普通の男の子なんだけど、ちょっとクールで影があって。背負う背景(家庭環境)も複雑。 そういう役をにのにやらせたらもうピカイチ!! にのの深くて複雑な光を放つ瞳は明らかにドラマ・映画向だと私は思う。 何もしてなくたって瞳を観るだけで深い背景を感じさせるもの。 それに加えてあの演技力! にのならどんな役でも器用に演じることができるのだろうけど、この役は特にぴったりだったと思う。 にのの素の良さが出ていて本当に素敵だった。 主役の相葉ちゃん(シュン役)も良かった。 普通〜の男の子っていう設定だったけど、今時こんな真直ぐな男の子がいるのかっていうくらいストレートで純粋で。 そういう役がやっぱり相葉ちゃんにぴったり! 見てて微笑ましい場面もいっぱいあって、私はホノボノとした気持ちだったよ。 友達は「綺麗に見える場面とブサイクに見える場面の差が激しかった」って言ってたけどね。 ははは…そんなこと、私は既に4年くらい前に気づいてたよ(怒)!! 演技も上手になってたなぁ。あまり不自然に感じなかったから。 大ちゃん(ハル役)はひたすらかわいかった。それに尽きる。 こういう5人の設定だったら、大ちゃんがこの役を指名されるのは当然な気がする。 みんなが求める大ちゃんのイメージがここにあり!っていう感じ。とても自然で大ちゃんのキャラにぴったりだった。 本人からすると、「本質は違うぞ」っていう思いもあるのでは…って思わなくもないんだけどね。 でも、しゃべり方とか動きとか表情とか…役作りがきちんとされていたからこそ、違和感なくぴったりはまって見えたんだと思う。 そう見せれるということはさすがですな。 松潤(ボン役)は「かっこいい松潤」ファンにとっては苦しいところだったかもしれない。 少し変な男の子っていう設定だったからね。 でもその役にきちんと入り込んでしっかり役作りをしたっていうのがすっごくよくわかって、そういう点で私の松潤株は上がった。 嵐の中心:松潤にあえてこういう役をやらせるっていうのは、事務所的に大英断!? ボンはちょっとおかしな部分もあるけど、とっても良い子。 髪型も洋服も変で微妙〜な見た目に仕上げてるけど、なんだかかわいくてしょうがない。 そんな風に見えたのも、きっと松潤がやったからこそだったんだと思う。 翔くん(チュウ役)はずーっとずーっとリーゼント。 テレビやコンサートの時のように、素直に「かっこいい〜♪」っていう見た目では当然ない。 でも男らしい翔くんはあぁいうベタな不良役もとても自然だった。 普段の翔くんとは全く違って見えたのはリーゼントのせいだけではなかったのかも。 これまたしっかりとした役作りのたまもの…これに尽きるでしょう。 【内容に関するタワゴト】 …っと、今までメンバー一人一人について触れてきたけれど、私が一番言いたいのはこの映画の内容がとっても良かったってことなんだな。 まず、最初から最後までくだらないネタのオンパレードでとにかく笑える。 ちょっとくだらないっていうくらいだったら逆につまらなく感じてしまったと思うけど、もう「これでもか!」っていうくらいアホネタが続くもんだから、あぁ〜、もうわかったわかった…って。 ついつい笑わされてしまう。ここまでバカで良いのかよ…って思いながらね。 「全部くだらなくてもこれはこれで良いのかな。アイドル映画だし…」って思ってきたところで、どうやらそうでもないらしいと気づく場面がやってくる。 青春映画だもの。将来への不安だとか夢だとか、大人世界への抵抗だとか、お約束な話が出てくる訳。 …青い。とっても青いんだけど、見てるうちになんだかせつなくなってくるんだな、これが。 私もこういうことを考えていた時代があったような…って思わされてくるから。 でも私はこの5人とは違う消化の仕方をしていた気がする。 つまらない人生の第一歩だったのかも…。 この5人はみんなタイプがバラバラだけど何事にもまっすぐってことは一緒。 だから気持ちよくストーリーが展開していく。 シュンのように、好きな女の子との関係から急に大学受験を思い立って志望校を絞って受験勉強を始めちゃうだなんてアホ極まりないんだけど、「いいじゃないか、それで!!」って思っちゃう。 ストレートすぎる展開がなんだか新鮮でかわいい。 何かにバ〜って打ち込んだり、アホなことに一生懸命になったりしてる5人の姿を観ると「さすが青春映画だな〜」って素直に思える。 私にとってこういう青さがたまらなく愛しい。 でも、そのうち「こんなことをしていられるのも今のうちかも…」という焦りが出てくる5人。 私も経験したことがある焦りだ。懐かしい感覚。だけど、忘れることはできない苦い感覚…。 そして屋形船を沈める場面。 妙なテンションで一気に行動を起こす若さが見てて微笑ましい。 仲の良い友達が集まって盛り上がると信じられないことまでやってしまう…っていうのは何となくわかる。若さゆえなんだけどね。 この5人は何かに抵抗したくて。でもどうしようもなくて。自分達にとってダメな大人の象徴であった屋形船を沈めてしまうのね。 こんな発想は単純でくだらないけど、どうしようもない行動の中に純粋な気持ちが見てとれてなんだかキュンとくる。 映画を観ながら、この5人の行動を自然と応援する気持ちになっている自分に気づいた。 沈めることに成功すると私まで嬉しくて嬉しくて…。 でも、屋形船沈めに成功した5人が大喜びで帰ってきたところで遭遇するのはタクマ父の自殺姿。 見ていた私も、頭の中でガーンって大きな音がしたような衝撃だった。 屋形船沈めに興奮してタクマの重い環境をちょっと忘れていたところだったから。一気に厳しい現実に戻された感じで。 こういうふうに、アホ盛り上がりでハッピー一直線にならない展開がまた憎い。 何をしたって逃げられない現実がある。これは当然のことなんだけど。 翌日はシュンの志望校入試。どうでもよくなって行くのをやめようとしたシュンに対して、入試へ行くようみんなが促す場面もなんだかジーンと来てしまった。 そして最後。 ストーリーは完全なハッピーエンドではなかった。 それが私的にはとても良かった。 何事もうまくいって万歳…だったら「あぁアホだな」って引いてしまうもの。 人生はそんな綺麗に進むことばかりではない。これが事実だからね。 だからこそこういう終わり方で良かったと思う。 この映画のサブタイトル「LIFE is HARD だけど HAPPY」に重い意味が込められていたということが最後の最後でやっとわかった。 この言葉を残したのがタクマってところにも意味がある。 この「LIFE」は「生活」じゃなくて「人生」って訳すべきだったんだね。 「LIFE is HARD」。うん、まさにその通り。 「だけど HAPPY」そう思えるどうかかは自分自身にかかってるんだな。 こうして、完全にハッピーエンドではないものの、彼らの未来に明るいものを感じながら終わるところがすごく良かった。 若い5人にとって未来はどうにでもなる。どうにでもできる。 そんな感じで、良い意味で後を引く映画だった。 【タワゴトなタワゴト】 嵐くん達は本当にお仕事に恵まれていると思う。 今回の「ピカ☆ンチ」を観て改めてそう思ったよ。 観るまでは「単館だし、撮影期間も短いし、ファンしか観ないような物だろうから絶〜対大したことない」って思ってた(笑)。 正直甘く見てました…(反省)。 でも、こんなに内容があるものだったなんて本当にびっくり。 こういう青春映画は間違いなく今しかできないものだ。 だからこそこういう作品を経験しておけて良かったね…って思う。 この映画、もっといろんな人に観て欲しいって素直に思ったよ。単館だなんて本当にもったいない。 これじゃぁ東京近辺在住の嵐ファンしか観に行けないじゃない。 地方に住む嵐ファンの方はもちろん、嵐ファンじゃない方にもたくさん観て欲しい。 嵐=内容のないアイドルって思い込んでる人にこそ!!って強く思ったわ。 同じ映画を観ても、人それぞれでいろいろな感想があると思う。 「嵐メンバーがかっこよかった〜」「かわいかった〜」っていうだけでも十分楽しくて良いと思うけど、私は内容的に感じたことも多くて…これは年のせいか(笑)? 特に大人世代の方で観られた方はいかがでしたでしょうかね?? 私はもう一度グローブ座に行きます(照)。 観る前は「2回も観る価値あるのかよ」って思ってたけど、明らかにあると確信! 2回目は2回目で違った感想が出てくるかも…?? |