ARASHI Anniversary Tour 5×10



  2009.8.29 〜 2010.1.17



 ■私的総括■

いつ以来のツアー総括だろうと思ったら、04年「いざッ、Now Tour!!」以来だった(苦笑)。
昔はツアー毎に想いをまとめないと気が済まなかったのだけど、ここのところ区切りがめちゃめちゃだったり、公演のことを打ち終えたところで力尽きたり(こっちの方が多いかも)でなかなか作る機会がなかったのね。
でもとうとう終わった10周年を総括せずにはいられない気分だったので、久し振りにこのページを作ってみることにしました。

バックの壁紙を変えたのは、オーラスのトリプルアンコールで感じた(見えた気がした)景色そのものって画像を見つけたから。
本当にこんな気持ちだったんだな…。

改めて。怒涛の10周年が終わりました。
10周年に付随したイベントはたくさんあったけど(テレビ番組・雑誌の扱いも含め)、やっぱり私にとってツアーの存在は別格中の別格だった。ある意味全てと言って良いくらい。
だからこそツアーが終わって初めて本当に10周年が終わったという実感が沸いてきたのだと思う。

ずっとずっと前から楽しみにしていたアニバーサリーだった。
最初に意識したのはSMAP。
一線のアイドルのまま盛大な10周年を迎えたのは初めてだったのでは(それまでジャニーズは基本的に使い捨てだったし)。
SMAPクラスになるとこんなお祝いができるようになるんだー、
そもそも10年続くなんてすごいよなー、
嵐なんて想像すらできないよ…そんな風に思った。

初めて10周年が少し見えた気がしたのは2004年。
5周年のプチアニバーサリーという感じでベスト的なアルバムが出たり、24時間なんて大きなお仕事もあった年。
まだまだ先だけどこの延長線上なんだって思えるようになった。
それでもここはまだ半分。

その後、次々10周年を迎える先輩達を見ながら、嵐はどんなアニバーサリーを迎えるのだろうと考えるようになった。
どんなに楽しいのだろう、どんなに嬉しいのだろう…想いはつのるばかり。
「『○○』を聴きたい」とか「構成はどうなるのかな」っなんて考えるだけで楽しかった。

ところが、直前である2008〜2009年初め頃にはあまりのブレイクっぷりに「ツアーをやってくれたところで入れるのかな」という不安が出てきたり、「テンション上がらない」とほざく頻度が高くなった私。
正直こんな状態で迎えるなんて…と思ったりもした。

でも。

初めて観た国立。
びっくりするくらい楽しかった。
笑ったり、悶えたり、見惚れたり、ウルっときたり、考えさせられたり…感謝の気持ちが溢れた空間に私が大好きな嵐が大好きなままいることが嬉しくてたまらなかった。
そして何よりみんなで一緒に10年間を振り返り、直接お祝いすることができてとても幸せだった。

昔と違ってチケットは思うように取れる状況になかったけど、ドーム仕様のコンサートも観ることができた。
どこをどう切り取っても「おめでとう」と「ありがとう」がいっぱいで、愛に満ち満ちていた会場。そこでみんなと共有した時間はまさに夢のようだった。
改めて、とても素晴らしいアニバーサリーツアーだったと思う。

このツアーを見て再確認したのは、「嵐はコンサートに尽きる」「嵐の真髄はコンサートにあると言っても過言ではない」ということ。
なんだかんだ言ってコンサートを超えるものはない…と私は昔から思ってる。
同じ公演がライブDVDになったとしてもそれはまた別物。
生でメンバーや他のファンの方々と一緒に共有することこそ意義がある。

思えば…00年の嵐ファーストコンサートは私にとって生まれて初めてのライブだった。
人生観が変わるくらい衝撃を受けた最高の空間。余韻が恐ろしく長く続き、思い出しては笑顔を繰り返していた私は傍から見たらちょっと怪しかったかもしれない(汗)。
あれから10年近く。
これまであえて数えないようにしてたけど、ここが区切りということでこれまで自分が参加したコンサート公演数を数えてみた。
…84回。
改めて見るとなんかすごい(汗)。こんなに観てきたんだ…。

もちろん嵐の活動はコンサートだけのはずはなく、テレビやラジオ・舞台・映画等々それぞれに思い入れがあるけど、
やっぱりコンサートにまつわる思い出は特別に濃くて熱い。

この10年、私にとって嵐のコンサートは人生最大の至福と言っても過言ではなかった。
コンサートの存在が私にとっていかに大きく、いかに楽しく、いかに心の支えになってくれたことか。
「コンサートまで頑張ろう」「コンサートに気持ち良く行けるよう日常をしっかりしよう」なんてことまで思わせてくれたこともある。
その場を楽しむだけじゃなく、私にとっていろいろな意義を持った特別な空間だった。

とはいえ、この10年で私のコンサートの見方やモチベーションは少なからず変わった。
デビュー当初数年は何でもOKで楽しめたけど(コンサート前後のテンションも尋常じゃなかったなぁ…笑)その後はいろいろ。
参加公演歴が増えるにつれセットリストに好みが出るようになったり、ツアー日程に不満を漏らしたことも多々。勝手な追加→振替に脱力感を感じたことも何度もある。
加えてここ数年は飛躍的に会場が大きくなり、さらに飛躍的にチケットが取れなくなり…ということで、ツアーが発表になっても素直に喜べなくなった。以前の私からすると考えられない。
もう無理かなとまで感じたこともあったけど、それでも「これだけは…」と思い続けて到達した10周年だった。

この「ずっと前から楽しみにしてきた10周年のお祝いをしたい」「10周年だけは…」「10周年を見届けないと…」という想いは自分で意識していた以上に強かったようだ。
5×10ツアーが終わった時、満足感いっぱいで少しほっとする反面、どうしようもない寂しさや喪失感のようなものを感じたのはきっとそのせい。
私の心の中で大きな何かが切れた気がした。
あぁ終わったんだなとジワジワ感じてむしょうに悲しくなったよ。
やっぱり私にとってとても大きな位置づけのツアーだったのだなと再確認。
そんな大きなツアーが終わって「10周年までは…」という重石が外れた私の心は自由になった。
でも自由とはなんと孤独で寂しいものか…。

もちろん嵐はこれで終わる訳じゃない。これからも前進し続けるでしょう。
既に11年目は始まっているし、振り返ることが多かった5×10ツアーにもしっかり前向きな気持ちを感じられる場面がいくつもあったしね。
でもやっぱり私にとって一旦区切りだなと思う。
飛び立っていく飛行機を見送るような気持ちになったのはきっとその表れ。
別にファンを卒業する訳ではないし、またコンサートにも行くとは思うけど、
今の私には離陸した飛行機に「よーし、私も行くぞー!」って自力で(!)飛んで付いていっちゃうような勇ましさはない(笑)。
10年間(+Jr.時代)の思い出を大切な宝箱に入れて、次はまた次。
今後はさらに私なりのペースと距離感で、下からかもしれないし、時に見失うこともあるかもしれないけど、ゆっくり応援していけたらと思う。
私のファン生活の区切りがとても素敵な形でつけられるのはこの愛溢れるツアーがあったから。どうもありがとう。

改めてこの10年間、本当にいろんなことがたくさんあった。
そんな中、私はみんなから何にも代えがたい幸せな思い出をたくさんもらった。
「忘れたくない!」って大人げないほど本気で思ったこともたくさん。
日常では忘れたいことばかりで、無理やりお酒で消そうとしたりもしてるのに(苦笑)。
いつも文句がちな私が忘れたくないと感じた日々は、やっぱり幸せな軌跡だったのだと思う。

残念ながら記憶は薄れるもの。どんなに思い返しても、言葉で残しても(そのためにこのHPを立ち上げたようなところがある)、その時の感覚は時間が経てば経つほど遠ざかっていく。
でも、たとえ嵐から完全に冷める日が来たとしても、ここまで応援してここまで幸せを感じた日々は私の中できっと消えない。
みんなと会えて、一緒に時間を過ごしてこれて、本当に本当に楽しかった。
ここで一旦区切りをつけるけど、「ありがとう」と「これからもよろしくね」は今の素直な気持ちです。
また笑顔でみんなに会える日が来ますように…。

改めて。
怒涛のアニバーサリーお疲れさま。
幸せな10年間をどうもありがとう。